今まで色々なfreeeの登録方法を説明してきました。
今まで説明したのは大きく六つ。
今後この記事では六つの登録方法と呼びます。
・請求書の発行方法
・預金口座の登録方法
・クレジットカードの登録方法
・モバイルSuicaの登録方法
・Amazonビジネスの登録方
・現金、freeeに同期していない支払い方法で支払った経費の登録方法
今日は総まとめとして、これらをマスターすると何ができるようになるのかについてお話したいと思います。
六つの登録方法をマスターするとどうなるのか?
お客様に請求するときは必ずfreeeを使っている。
インターネットバンキング、クレジットカード以外にfreeeに同期しているのはモバイルSuicaとAmazonビジネスだけである。
これを前提とすれば、日々の経理に必要な登録方法を全てマスターしていることになります。
このことはもちろん正しい確定申告にもつながります。
なぜこのように言えるのでしょうか?
次にこの理由について、経理の目的に立ち戻り、考えてみたいと思います。
経理の目的と六つの登録方法の関係
経理の目的
経理の目的の一つとして確定申告が挙げられます。
確定申告は納める税金を正しく計算すること。
このためには事業の利益を正しく計算することが必要です。
以下、税金と利益の関係について見てみましょう。
利益と税金の関係
こちらは税金と利益の関係を説明した図になります。
本当はもっと複雑なのですが、ここでは理解しやすいように本当に簡単に作っています。
まず、税金は利益×税率で計算されます。
なので、利益が決まらないと税金を計算することができません。
では利益はどのように決まるのか?
利益は売上-経費で計算されます。
なので、利益を決めるためには、売上と経費を計算する必要があります。
以上から、最初にお話しした経理の目的は、売上と経費を正しく計算すること、と言い換えることができます。
売上と経費の計算
売上と経費の計算なんてしてないよ!と思われるかもしれません。
ただ、この部分はfreeeがサポートしてくれます。
皆さんが行うべきは、売上と経費を正しく登録することのみ。
正しく登録すればあとはfreeeが売上と経費を集計してくれます。
つまり、売上と経費の正しい登録方法をマスターすることが正しい税金の計算につながるのです。
今まで学んだ登録方法の役割
再びこちらの図の緑色で囲んだ部分を見てください。
こちらが売上・経費と今まで説明した登録方法の対応関係になります。
freeeにおける請求書の発行方法と、4種類の口座+現金等の登録方法、計六つの登録方法をマスターしておけば、売上と経費の登録方法マスターしていることになり、結果、必要な登録方法を全てマスターしていることになるわけです。
もちろん、経費の支払い方法が5種類だけなのが前提です。
もしかしたら、この点、5種類で大丈夫なの?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
ただ、インターネットバンキング、クレジットカード、モバイルSuica、Amazonビジネス、この4つのサービス、それと現金、これだけで事業って回りませんか?
私は実際に回っています(笑)
今まで相談を受けた方もこの4つを使っていることがとても多い印象です。
もしこの4つ以外を使いたい場合で、登録方法にお悩みの場合は有料時間制相談の個別コンサルティングにお申込みください(どんなご相談をいただけるのかいつも楽しみにしております)。
まとめ
freee請求書の発行方法+4種類の口座+現金等の登録方法のマスターは、正しい売上・経費の登録、そして正しい確定申告につながります。
税金の知識や確定申告書の作り方など、他にも知らなければならないことは色々ありますが、正しい登録方法のマスターは正しい確定申告のための第一歩。
知っていれば、知らない人に比べて、確定申告のミスの確率が格段に下がります。
是非この機会に過去記事を読み直していただけると嬉しいです。
今回に限らず、freeeについてわからない点やもっと詳しく知りたい点があれば個別コンサルティングをご利用ください。
freeeの画面を見ながら登録完了までしっかりサポートいたします。
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