freee超初心者塾 決済済みと未決済の使い分け

freee専門税理士の土橋です。

今日は決済済みと未決済の使い分けについてお話ししたいと思います。

こちら皆さんあまり意識していないようなんですが、お話し伺っていると、「え、なんでそこで未決済が出てくるの?」と思うこうとが多々あります。

未決済取引って何?

私は以下の要件を全て満たす取引を未決済取引として登録することにしています。
ただ、これは私の定義なのでfreeeさんの公式見解とは違う可能性があります。

①freeeに登録した口座に入金明細が取り込まれるor出金明細が取り込まれる取引である

②もともとの取引の発生日と①が同日ではない。

これは決済済み?それとも未決済?

■freeeで請求書を作成した。請求額はfreeeに登録した口座に来月入金される。

未決済で登録する典型的なパターンです。

freeeで請求書を発行した時点で売上が取引登録されますが、その時点では入金されていません(②を満たす)。請求額はfreeeに登録した口座に後日入金されます(①を満たす)。

この場合、売上は未決済取引として登録します。
というか、freeeで請求書を発行した時点で未決済取引として登録されてしまいます。

■freeeに登録したクレジットカードで経費を支払った

決済済みで登録します。

①は満たしますが、②を満たしません。
クレジットカードで経費を支払った日付で出金明細として取り込まれるためです。

■売上の請求書を発行した(freeeの請求書は使っていない)。請求額は来月入金される。入金先はfreeeに登録していない完全にプライベート口座である。

決済済みで登録します。

発生日と入金日が違うので②を満たしそうですが、そもそも①を満たさないので結局①・②ともに満たしません。

この取引を入力する場合は発生日に特に注意してください!

売上の発生日は依頼された仕事が終わってお金がもらえることが確定した日です。
絶対に入金日にしないでくださいね。

売上の発生日はものすごく重要なので是非以下の記事もご確認ください!

フリーランスのためのfreee超初心者塾 売上の登録

ひとり社長のためのfreee超初心者塾 売上の登録

■freeeに口座登録していない完全にプライベートなお財布から事業の経費を立て替えた

①を満たさないので決済済みで登録します。

まとめ

こちらの2要件から考えると少しわかりやすいのではないかと思います。

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