マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 売上と経費の基本について理解しよう 導入編

さあ、今日も楽しいマジ確です。

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今日は正しい確定申告ができるかどうかの肝となる売上と経費について理解しましょう。

「え~、freeeの登録方法とか教えてよ!」という声が聞こえそうですが、freeeの登録方法は単なるテクニックです。

皆さん、ExcelとかWordとか使ったことありますよね?
ざっくり言えばそれと同じことです。

ExcelとWordで資料を作ったとしてもその内容が正しいかどうかは別問題。

なぜなら、ExcelとWordは皆さんの頭にある知識やアイディアをただ表現するための道具に過ぎないからです。

前提として頭に正しい知識やアイディアが無ければ価値のある資料は作れんません。

そう、ちゃんとした資料が作れるかどうかは皆さんに知識があるかで決まってしまうのです。

この点、freeeも全く同様。

経理をする上で必要な簿記という部分に関しては最低限ルールを守れるようにfreeeがサポートしてくれますが、そこに登録する情報が正しいのかまではチェックしてくれません。

なので、正しい情報を登録できなければ正しい確定申告はできないのです。

それでは何を勉強すればいいのか?

結論から言うと簿記ではないと思っています

あった方がいいのは間違いないですが…

先程の簿記に関しては受験テクニックの部分も多いので1~2か月ぐらい集中して勉強すれば簿記検定の2級ぐらいまでは取れると思います。

ただ、その後の1級になると私も持っていません。

ググってみると合格率10%とかかなり低いです。

ただ、私のように簿記検定2級しか持っていなくても公認会計士試験に合格できたり、税理士として実務はできますし、簿記検定にはこのマジ確の対象となる方にとっては全く必要ない知識も含まれています。

なので、資格を取って本格的に経理系の仕事がしたい方は別として簿記検定自体をこれから勉強するのは時間的なロスも多いと思っています(例えば工業簿記とかです)。

ちなみに私が簿記検定2級を勉強したのかというと、公認会計士試験の科目の中に簿記論というものがあるにすぎません。

では私が皆さんにまずは学んでいただきたいのは何か?

それは売上と経費の基本です。

基本と言うのは、どんな項目が、いつ、いくら売上or経費になるのかということです。

この図にあるように、皆さんが確定申告をして納める税金は売上から経費を引いた利益に税率をかけて計算されます

売上と経費について理解していないということは常に間違うリスクがあることになります。

ではどのぐらい勉強する必要があるのか?

この論点、この講座の対象となる方であれば先ほど申し上げた基本を知っておけば十分です。
基本で済むように講座の対象者の方を絞らせていただいています。

ということで、これから何回かにわけて売上と経理の基本について学んでいきましょう。

マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 売上の基本について理解しよう