freeeの使い方 使わないタグが入力候補に表示されないようにする2つの方法

補助科目やメモのような機能を果たすタグ。

「取引先」・「品目」・「メモタグ」、この辺は全てタグと呼ばれるものです。

たまにタグを見直すと昔はよく使っていたけど今は全く使っていないタグって結構ありませんか?

もう取引のなくなった「取引先」、昔は使っていたけど今だったら絶対使わない「品目」なんかが最たるものです。

この辺残していても良いのですが、いちいち入力候補に表示されると経理のスピードダウンにつながります。

今日は使わないタグが入力候補に表示されないようにする方法をお話します。

タグを削除する

一つ目の方法はいらないタグを削除すること。

これが一番シンプルなのですが、実は削除できるのは限られた場合のみ。

というのは、取引に紐づいているタグは削除することができないため、過去の取引に紐づいているタグは年度巻き戻しをして取引からタグを外さないと削除することができないためです

【法人】年度締めを行う

【個人】年度締めを行う

ただ、既に確定した年度の取引を修正するのは非常に抵抗があります。
もう確定申告書も出しているわけですし…。

なので、年度巻き戻しをしない前提であれば、削除できるのは当年度に作ったタグと前年度以前に作ったタグで一度も取引に紐づけられていないものという極めて限られた場合のみになります。

タグの設定を変更する

入力候補を「使用しない」にする

タグは削除することはできなくても入力候補に表示されないようにすることはできます。

例えば、「テスト」という品目タグを表示されないようにしてみましょう。

こちらが通常の状態。
入力候補は「使用する」になっています。

この状態だと、取引登録時に①「テスト」と入力すると②既に登録されている品目が候補に出ます。

今度は①入力候補を「使用しない」にしてみます。
見切れていますが変更したら必ず青い「保存する」ボタンを押してください。

「使用する」・「使用しない」の変更はボタン一つで簡単にできますので気軽にお試しください。

この場合先ほどとは違い、①「テスト」と入力しても②候補が見つかりません。

入力候補を「使用しない」に変更できないケース

品目が自動登録ルールに設定されている場合

例えばこの「Amazonビジネス」という品目タグ。

①「使用しない」にして②「保存」すると③自動登録ルールに品目が設定されているため入力候補を使用しないに変更することはできませんと出てしまいます。

なので、この場合は事前に自動登録ルールから品目を外す準備が必要になります。

メモタグには使えない

入力候補は取引先・品目・部門にしかないため、メモタグの設定を変更することはできません。

この辺はメモタグに設定するのは「要確認」とか最低限の項目にしておけば問題ないでしょう。

まとめ

freeeを使えば使うほどタグの数は増えていきます。
そして、freeeの習熟度が上がればタグの使い方も変わってくることでしょう。

今日は使わなくなったタグを入力候補に表示されいないようにして経理の効率をアップする方法をお話しました。

・不要なタグは年度中に削除しましょう。

・削除できないタグは入力候補を「使用しない」にしてみましょう。

そもそもタグって何?という方はこちらの記事もご参照ください。

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