freeeのお悩み相談室 消費税が免税の期間の税区分の選び方

freee専門税理士の土橋です!

会社であっても個人事業主の方であっても、開業初年度は特別な届出を出しているとか、会社の場合資本金1,000万円以上とか、大きな会社の子会社だったりとか特別なケースを除き消費税を納める義務はありません(このような方を免税事業者といいます)。

ただ、freeeで売上高の勘定科目を設定すると課税売上10%のようにfreeeであらかじめ設定されている税区分が呼び出されます。

これを見て、あれ?消費税の納税義務がないのにこの税区分でいいの?と思われる方が結構いらっしゃいます。

免税事業者の場合、この税区分をどのように設定しておけばいいのでしょうか?

結論からすると、事業所の設定の部分で免税事業者と設定しておけばどの税区分を選んでも決算には影響しません

なので、勘定科目を選んだ時に表示される税区分にしておけばひとまずOKです
わざわざ「対象外」にする必要はありませんのでご安心ください!

まずは消費税の設定がどうなっているか確認しましょう!
①設定から②事業所の設定をクリックし、詳細設定タブに移動します。
③消費税課税方式が免税になっていることを確認しましょう!もしここが「免税」以外になっていれば「免税」にして④保存します。これでOKです。

今日は比較的質問を受ける免税期間の税区分の選び方についてご説明しました。

ポイントは事業所の設定の消費税課税方式が免税になっているかどうかです。
まずはこの部分を確認してみましょう!

ここが免税になっていればどの税区分を選んでも決算には影響しないので勘定科目を選んだ時に呼び出される税区分のままでOKです。