freee専門税理士の土橋です。
2021年の登録が完了したら間違って動かさないようにロックをかける必要があります。
これを「年度締め」と呼びます。
こうしておけば、2022年3月の取引を2021年3月の日付で入力しようとしてもエラーが出て登録することができません。
一括編集とかで2021年の取引を編集しようとしても編集することはできません。
その年の登録が完了したら必ず年度締めすべきでしょう。
ちなみに、年度締めしないと翌年の試算表が確認できないので、試算表のチェックが習慣化している人は必ず知っている機能です。
試算表とチェックについてはこちらの記事で説明しています。
でも、この年度締めができないケースがあります。
それは開始残高に「未確定勘定」が残っているケースです。
未確定勘定とは開始残高の設定が間違っている場合に出てくる仮の勘定科目です。
開始残高を設定する貸借対照表は左側が資産(※1)、右側が負債(※2)と資本(※3)で構成されており、資産=負債+資本という関係が必ず成立します。
※1 お金とか+の財産と考えてください。
※2 これからお金を支払う商品代金(買掛金)とか銀行借入とか-の財産と考えてください。
※3 個人事業主なら元入金、会社なら資本金とかです。
開始残高の全ての項目を漏れなく埋めてあげれば出てこない項目なのですが、項目に漏れがあるとfreeeがご親切に「未確定勘定」という項目で埋めてくれます。
この未確定勘定をなくすためには入れ漏れた項目を追加してあげる必要があります。
以下のヘルプを参考に未確定勘定を消しましょう。
そうすれば年度締めできるはずです。
そもそもの開始残高の設定についてはこちらのヘルプをご参照ください。
雑談
今日は妻と娘のホワイトデーのお返しを探しに日本橋三越に行ってきました。
コロナ前と比べてそれほど混んでいませんがなかなかの賑わいです。
ついでにクラブハリエのバームクーヘンも見に行きました。
私はここの焼きたてバウムクーヘンが大好物なのです!
常温のバウムクーヘンは治一郎の方が好みなのですが、焼きたてはクラブハリエの方が上だと思っています(あくまで個人的な好みです)。
焼きたてバウムあるといいな~、とお店を見てみるとどこにもありません。
店員さんに確認すると改装で取り扱いがなくなったとのこと。がっかりです…
プレゼントにぴったりなちょっとかわいい商品を買えましたが…。
いつか焼きたてが復活してくれることを期待します。