今まで色々な登録方法をお話ししてきました。
freeeの使い方 自動で経理、それとも手動で登録?初心者が簡単に見分ける方法
freeeの操作にある程度慣れたら次のステップ、自動登録ルールを使ってみましょう。
自動登録ルールとは、預金口座の入出金情報等、freeeと同期して使うサービスで、freeeに取り込まれた明細が条件に一致した場合、取引登録・口座振替といったあらかじめ決めておいたアクションをするように設定することです。
このブログでも何個か自動登録ルールの例を紹介してきました。
今日は今までこのブログ内で紹介した自動登録ルールを難易度別に整理してみたいと思います。
ブログ内で紹介した自動登録ルール
整理したのがこちら。
赤⇒青⇒黄色の順で難しくなっていきます。
比較的簡単な自動登録ルール
先ほどの図の赤く囲んだ項目です。
モバイルSuica
取引登録
キーワード「電車」の明細を「旅費交通費」勘定で、「物販」の明細を「事業主貸」で登録する自動登録ルールです。
こちらの記事で解説しています。
freeeの使い方 同期しているモバイルSuicaの登録方法 交通費・買い物
Amazonビジネス
取引登録
キーワード「Amazon Downloads」で出てくるKindleを「新聞図書費」勘定で登録する自動登録ルールです。
口座振替
クレジットカードを利用してAmazonビジネスで買い物をした時は、クレジットカード⇒Amazonビジネスの口座振替を登録しますが、こちらを自動化する自動登録ルールです。
両方ともこちらの記事で説明しています。
freeeの使い方 Amazonビジネス 代金の引き落としの登録方法(Kindle・Kindle以外)
クレジットカード
口座振替
freeeと同期している預金口座からクレジットカードの引き落としがあった場合、預金口座⇒クレジットカードの口座振替を登録します。
この記事ではこの口座振替を自動化する自動登録ルールを紹介しています。
freeeの使い方 同期しているクレジットカードの登録方法 クレジットカードの引き落とし
取引テンプレートの推測
借入金のように、元本の返済と利息で2行になる取引は取引テンプレートとしてひな型登録しておくと便利です。
自動登録ルールと組み合わせれば、条件に一致すれば取引テンプレートが呼び出される自動登録ルールを設定することができます。
少し難しい自動登録ルール
先ほどの図の青く囲んだ項目です。
モバイルSuica
freeeに同期しているクレジットカードからチャージすると、クレジットカード・モバイルSuicaに同じ明細が出てくるため、両方とも口座振替として登録すると重複してしまいます。
こちらの記事では、重複対策として口座振替勘定というダミー口座を使った上で、口座振替を自動化する方法を説明しています。
freeeの使い方 同期しているモバイルSuicaの登録方法 チャージの登録
ダミー口座の理解が必要な点が「少し難しい」理由です。
預金
重複という意味では、freeeに同期している預金口座間の口座振替が元祖です。
先ほどの記事の考え方を応用すれば無視せずに自動化することができます。
モバイルSuicaの場合は、クレジットカード⇒口座振替勘定、口座振替勘定⇒モバイルSuicaの2本の口座振替を自動登録ルールとして設定しましたが、今回は、振替元預金口座⇒口座振替勘定、口座振替勘定⇒振替先預金口座の2本の口座振替を設定します。
未決済取引の消込
freeeで発行した請求書の入金は未決済取引の消込で登録します。
こちらの記事では未決済取引の消込を自動化する方法を説明しています。
freeeの使い方 自動登録ルールを活用して請求書の入金登録を自動化する
さらに難しい自動登録ルール
毎月ほぼ同額出てくる経費の登録は自動登録ルールと相性が良いです。
ただ、経費の登録には色々注意が必要な論点があります。
この点を踏まえ「さらに難しい」扱いにしました。
freee使い方講座 同期している預金口座の登録方法 口座引き落としの経費
freeeの使い方 同期しているクレジットカードの登録方法 経費の登録
まとめ
ある程度freeeに慣れたら自動登録ルールも使ってみましょう。
最初は簡単なものから試してみると良いでしょう。
こつは、少しづつ試すことです。
ルールを設定したら適用された取引が自分の想像通りの結果になっているかを確認する。
なっていなかった場合は、有人のチャットサポートにも相談しながら原因を検証する。
これを繰り返していけば、きっと自動登録ルールを使いこなせるようになりますよ!
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