freee使い方講座 同期している預金口座の登録方法 口座引き落としの経費

ここしばらくfreeeと同期している銀行口座の登録についてお話ししています。

昨日はこの内、請求書をもらって振り込む経費の登録方法について説明しました。

freee使い方講座 同期している預金口座の登録方法 出金 経費振込

今日は同じく経費の出金の内、口座引き落としされる経費の登録について見ていきましょう。

こちらは、請求書のようにドカッと大きな金額を支払うわけではなく、システム利用料など、毎月ほぼ同額の経費が銀行口座から引き落とされるケースを想定しています。

詳しい話に入る前に、まずは全体像の確認から。

そして、今回お話しする部分がこちらです。前回に比べると非常にシンプルです。

具体的な登録方法

自動で経理で適当な勘定科目を選択して登録するだけです。

登録例

目的の支出明細を見つけたら詳細をクリック。

立ち上がった画面で必要な情報を登録していきましょう。

①取引登録タブを選択。
②日付は毎月ほぼ同額のものであれば出金日で大きな問題にはならないかと。
③取引先は必須ではありません。取引先別に集計したければつけましょう。
④勘定科目はこちらを参考に決めます。
⑤こういう毎月出てくるほぼ定額な項目は品目タグをつけておくとチェックに便利です。

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⑥必要な情報を入力したら登録。

注意点

昨日お話ししたこちらの注意点も一通り確認しましょう。

この内問題になるのは「複数月分の利用料などを一度に支払った場合」ぐらいかと思いますが初めのうちは意識して確認するようにしましょう。

そして、ちょっとでも不安に思ったら相談してください。

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(参考)自動登録ルール

今回のような毎月ほぼ同額出てくる経費の登録とは自動登録ルールが相性が良いです。

自動登録ルールとは、自動で経理で事前に設定した条件に一致する明細を、事前に設定した条件通りに登録する機能のことです。

freeeの使い方の基本 取引登録編 自動登録ルール

ご参考までに今回のケースで自動登録ルールを設定してみましょう。

㈱DOBATAXから受けているサービスは保守のみだとしましょう。

自動登録ルールを設定する場合には、登録する時にチェックボックスにチェックを入れて登録します。

すると、自動登録ルールの編集画面に進みます。

まずは適用する条件の設定。

ここでは、三井住友銀行の支出明細で、取引内容が「カ)ドバタツクス」に完全に一致する場合にルールを適用する設定にしました。

完全一致の部分を部分一致にするとより柔軟なルールにすることができます。

次に条件に一致したとき行う処理に進みましょう。

①条件に一致した場合、②の内容で取引を登録する設定にしました。
①は登録するの他、推測するも選択できます。推測にすると勝手に登録されることはありません。

必要な情報を入れたら③設定する。

これで、次回以降、条件に一致する明細が同期されると②の内容で取引登録されるので未処理の明細には出てきません。

自動登録ルールは上手に設定すれば相当な効率化につながりますが、誤って設定するとミスを量産してしまう諸刃の剣。

興味のある方は最初は「推測する」にしてうまくいったら「登録する」にルールを修正する等、少しずつ使ってみてください。

まとめ

今日は経費の出金の内、口座引き落としされる経費の登録について説明しました。

昨日に比べるとかなりシンプルで、自動で経理で出金明細を取引登録するだけです。

ただ、やはり注意点はあるので、慣れないうちは少しでも不安を感じたら相談するスタンスで進めましょう。

今回の経費は毎月ほぼ同額が出てくるタイプのものも多いと思います。

このタイプの経費は自動登録ルールと相性が良いです。

ただ、自動登録ルールは諸刃の剣、最初は推測ルールにして徐々に登録ルールに変えていくことをお勧めします。

次回は経費以外の出金の登録に入って行きたいと思います。

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