マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 freeeの操作 経費の頻度

freee専門税理士の土橋です。

大変ご無沙汰しております。お久しぶりのマジ確です。

今まで登録・チェックの話しをしてきましたが頻度の話しをするのをすっかり忘れていました。

今日はおススメの経理の頻度についてお話したいと思います。

おススメの頻度

毎日を推奨しています。

大げさではありますが、百歩譲って週1でしょう。少なくとも1か月まとめてはないかなと。

わすれちゃったかもしれませんが、こちらの記事にも書いてありました。

マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 講座の対象者のご案内

・10分でもいいので経理を毎日するつもりがある

ついでに、毎日(少なくとも週一)経理すれば、同期エラーのダメージを最小限に抑えることもできます。

freeeに同期したネットバンキングやクレカはセキュリティーの関係で定期的に再認証が必要になります。再認証の頻度は銀行やクレカによって違います。

再認証するまではfreeeに明細が取り込まれません。

また、再認証しても無制限に過去に遡って明細が取り込まれるわけではなく、1か月とか決められた期間しか遡れません。この期間はネット専業銀行は長く、有人店舗型の銀行は短い傾向にあります。

なので、同期エラーの期間を放置すると明細が取り込まれない期間が出来てしまいます。
これを私は穴と呼んでいます。

穴があくと過去記事で紹介したような対処が必要になり非常に面倒です。

freeeのお悩み相談室 口座の明細に穴があいた場合の対処法 手入力

freeeのお悩み相談室 口座の明細に穴があいた場合の対処法 明細アップロード

この点、日々経理していれば同期エラーをすぐに発見できるので明細に穴が開くことを未然に防ぐことができるわけです。

続けるコツ

続けるコツは習慣化です。

毎日と決めたら必ず毎日やる、週1でやると決めたら必ず週1でやる。

決めた頻度を必ず続けましょう。

続けるコツは作業量を少なくすることです。

なぜ毎日少しずつだと続くのか

毎日>週1>毎月

この順でお勧めしている(ちなみに毎月は×です)のは、期間が長くなればなるほど一度に必要な作業量が多くなってしまうからです。

しかも、古い領収証なんて何に使ったのか忘れちゃってますよね…
思い出すのも大変です。

さあ、今日は経理やるぞ、と机に向かっても膨大な領収証の山を前にしたらなかなかやる気になりません。

少なくとも私は。

しかも、領収証が事業とプライベートに分かれて日付順に並んでいるとかならいいですが、袋にばさりと入っているだけで、事業とプライベートのレシートがごっちゃ。

見ただけではきそうです💦

目の前に立ちふさがる巨大な山を前に、きっと、テレビ見たり、掃除したりと試験前の学生さんみたいな行動をとってしまうでしょう(私もそうする自信があります(笑))。

これを繰り返した結果、気が付けば確定申告期限ぎりぎり。
申告期限ぎりぎりにご相談いただく方にあるあるのパターンです。

毎日やれば10分~15分あれば済むでしょう。

マジ確の対象の方の場合日々の登録件数は10件もないと思います。

朝起きて、顔洗ったら朝食前に10分経理、こんな感じで習慣にしてしまいたいものです。

あとは、お客様を待っている10分間の間にその日の領収証を登録してしまうのもおススメです。

待ち合わせ時間って私もそうですが、なんとなく目的もなくスマホを見てしまいがちです。

この時間を5分でも、いや3分でも日々の経理に回しましょう。

毎日と言われると大変💦と思われるかもしれませんが、実は結果的にまとめて経理するよりもトータルの経理時間を節約することができます。

やればできる!自信はわかりますが、私も含めて人間は怠け者です。
怠け者であることを前提に日々の業務をコントロールしていきましょう!

それでは今日はこの辺で。

次回はチェックの頻度についてお話します!

マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 freeeの操作 チェックの頻度