取引登録の方法と注意点 売上高 補足②

freee専門税理士の土橋です!

今日は補足②として売上が源泉徴収されて入金される場合の取引登録の方法について書きたいと思います。

これ、結構質問されます。

freeeではこちらのヘルプページが用意されています。

源泉徴収の対象となる収入取引を登録する

今回例とするのは以下のケースです。
基本的には前回の補足と同じですが少し変えています。

・2021年11月に依頼を受けたデザインを2021年12月24日に納品しました。
・2022年1月4日に請求書を発行しました。この請求書はfreee会計の請求書で作りました。
・報酬は税込110,000円です。2022年1月31日に10,210円源泉徴収されて99,790円が入金されます。

源泉徴収を登録する場合、請求書を作る時にひと工夫します。

実際の請求書の画面がこちら。

ポイントは赤で囲んだ部分です。
・売上計上日
依頼された仕事が終わってお金がもらえることが確定した日、即ち2021年12月24日しましょう!
・1行追加して「行の種類」を「源泉税」にしましょう。

請求書を発行すると以下の取引が登録されます。

源泉徴収は「取引」では四角い囲みで、「仕訳」では丸い囲みで表現されています。

これが源泉徴収された売上高の取引の型です。

未決済取引の消込のパターンはいつもの通りですので???の方はこちらの記事で復習をお願いします!

ちなみに、請求書に源泉所得税を入れなかったけど振込時に引かれている方の登録方法はこちらになります。

フリーランスのお悩み相談室 源泉所得税を入れずに発行した請求書が源泉所得税を引かれて入金された時の登録方法