2022年の確定申告に向けて その2

新年あけましておめでとうございます!

freee専門税理士の土橋です!

今年は2年ぶりに寝ずに新年を迎えることができました。

ただ、少し夜更かししてしまい初日の出は見られず…

ちょっと残念ではありますが、気持ちを切り替えて今日もブログを書いていこうと思います。

さて、昨日は正しい確定申告のためには正しい試算表を作れることが必要。

そのためには取引を登録するだけではなく出来上がった試算表のチェックが重要であるというお話をしました。

今日は試算表はバッチり!さあ確定申告書を作るぞ!という時にあわてなくて済むように今の内にしておくと良い準備について書いてみたいと思います。

それは資料の整理です。

ギリギリになって確定申告書を作り始めて資料が足りないと相当焦ります。

流石にお客様分はありませんが、私も自分の申告で苦い思い出があります。

見つからない場合には再発行をお願いすることになりますが、お願いしてもそれなりに時間がかかります。

なので、今の内に確定申告に必要な資料が全部揃っているか確認しておくと良いでしょう。

以下、フリーランスの方によくある項目について書いていきますね。

源泉徴収票

2021年中にお給料もらった方は給与所得として申告する必要があります。

お手元に源泉徴収票が届いているか確認しておきましょう。

お勤め先は退職した方に退職してから1か月以内に源泉徴収票を発行することになっています。

もしお手元になければお勤め先に確認してみましょう。

ちなみに、退職していない場合には2022年1月31日までに発行することになっています。

国民健康保険・国民年金

両方とも2021年中の支払額の情報が必要になります。

国民健康保険

領収証や通帳から金額を集計しておきましょう。

自治体によっては2021年中の支払額の証明書を出してくれるところもあります。

例えばさいたま市であれば1月下旬に発送とあります。

このような証明書がもらえるのであればそれを使っても良いでしょう。

但し、証明書をもらうにしても、まずは自分で支払った金額を集計しておき、答え合わせに使った方が良いでしょう。

その方が仕組みがわかって勉強になります。

国民年金

こちらは日本年金機構から発行される国民年金保険料の控除証明書が必要になります。

基本的に10月下旬から11月上旬にかけて順次発送されるため、お手元に届いている確認しておきましょう。

日本年金機構のホームページのリンクも掲載しておきます。

令和3年の社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発行について

生命保険料控除証明書

生命保険料控除証明書が全て揃っているか確認しておきましょう。

こちらは例年10月か11月ぐらいに届くものなので既にお手元に届いているはずです。

不足している分があれば保険会社に確認してみましょう。

ふるさと納税

寄付金受領証明書が全て揃っているか確認しておきましょう。

年末ぎりぎりに寄付をされた方は、ご自分の利用されているふるさと納税のサイトのよくある質問で証明書がいつ頃届くのか確認しておきましょう。目安が書かれていると思います。

もし目安を過ぎているのに見当たらない自治体分があれば自治体に確認してみましょう。

まとめ

私は毎年遅くともこの時期には必要な資料がそろっているか確認することにしています。

皆さんも慌てないで済むように資料が揃っているか是非確認してみてくださいね!