フリーランスの勘定科目別の注意点 旅費交通費 モバイルSuicaのチャージ

freee専門税理士の土橋です!

今日はフリーランスの方によくある間違いについてご紹介いたします。

テーマはモバイルSuicaについてです。

freeeにチャージに使うクレジットカードだけ同期してモバイルSuicaを同期していない方注意です!

よくある間違い

自動で経理(※)でチャージの支出明細を旅費交通費で登録している方が結構いらっしゃいます。

※自動で経理???の方はまずこちらの記事をご覧ください。

実はこれ間違いなんです!

チャージをしただけではお金がモバイルSuicaの中に移っただけでお金は減っていませんよね。

お金の場所が変わっただけで経費が増えるの変じゃないですか?

では、いつ経費になるのでしょうか?

それは、実際にチャージを使って交通費を支払った時に経費になります!

ではどう登録するのが正しい?

モバイルSuicaをfreeeに登録・同期していない場合

クレジットカードのチャージの支出明細は「事業主貸」で登録して経費に含まれないようにします。

まずは自動で経理で目的の明細を見つけます。
見つけたら詳細をクリック。

「プライベートな出金として処理」をクリック、これで「事業主貸」として登録できます。

その上で実際に事業に使った交通費をfreeeに登録します。

こちらの記事にあるように、ホーム⇒取引の一覧・登録から1個1個登録してもいいです。

ただ、ひと月分とか溜めてしまうと1個1個登録するのはめんどくさいですよね?

その場合はこちらのサイトから利用履歴をコピーしてExcelに張り付けてエクセルインポートで支出取引データとして取り込むと楽だと思います。

ちなみに、エクセルインポートについてはこちらの記事で説明していますのでご興味のある方はご確認ください。

モバイルSuicaサイトの利用履歴からエクセルインポートする具体的な操作方法については別記事で紹介したいと思います。

モバイルSuicaをfreeeに連携させずに必要な項目だけエクセルインポートで登録する方法

(参考)モバイルSuicaをfreeeに登録・同期している場合

この場合は、freeeに取り込まれたモバイルSuicaの明細を自動で経理で登録します。

クレジットカードの支出明細は先程とは違い、クレジットカード⇒モバイルSuicaの口座振替として登録します。

まとめ

クレジットカードの明細に出てくるチャージの支出明細は「プライベートな出金として処理」か、クレジットカード⇒モバイルSuicaの口座振替として登録するかの2択になります。

旅費交通費などの経費として登録するのは間違いなので絶対にやめましょう!