【図解】freeeの使い方の基本 同期した預金の登録 消費税

freeeを使っている多くの方が同期しているであろう預金口座。

今まで何回かに分けて同期した預金口座の登録方法について説明してきました。

初心者のためのfreee使い方講座 同期している預金口座の登録方法 登録パターンの全体像

今日は最終回、税金の支出の内、消費税の登録について説明していきます。

freeeに同期した預金口座の登録パターンの全体像と今回お話しする部分

まずは全体像を押さえましょう。

その上で、今日お話しする部分はこちらになります。

図の中の色の意味は全体像と同じです。

パターン別の登録方法

全て自動で経理で登録していきます。

消費税の経理方法には税込経理と税抜経理がありますが、ここでは税込経理を前提とします。
税込経理は簡単に言えば、売上高と経理を消費税込みの金額で登録する方法です。

税込経理かどうかはここを確認すればわかります。

①設定⇒②事業所の設定⇒③詳細設定

画面を下にスクロールすると出てくる年度毎更新の赤く囲んだ部分です。

前期の決算で未払消費税等を登録している場合

消費税は会社(法人)の場合は、仮に3月決算の会社であれば前期の4月から3月分の消費税を翌期の5月末までに納税します。

そして、個人事業主の場合は、前年1月から12月分の消費税を翌年の3月末までに納税します。

税込経理の場合、納める消費税を前期又は前年の経費にすることができます

この場合、前期又は前年の経理で以下の仕訳を登録しておく必要があります。

租税公課/未払消費税等

この右側に出てくる未払消費税等を①未決済取引で登録しているか、②振替伝票で登録している(未決済取引ではない)かで登録方法が変わります。

①未決済取引として登録している場合

未決済取引の消込として登録します。

目的の支出明細(赤)を見つけて詳細をクリックするのは全ての例で同じ。

①未決済取引の消込を選択して、②目的の取引を選択、③金額が一致していることを確認して、④登録です。

②未決済取引ではない場合(振替伝票で登録している場合)

勘定科目「未払消費税等」で取引登録します。

前期の決算で未払消費税等を登録していない場合

前期の決算で未払消費税等を登録していない場合は納税した期又は年の経費になります。

この場合は、勘定科目「租税公課」で取引登録します。

まとめ

今日はfreeeに同期した預金口座の登録方法の最終回として消費税の登録方法について説明しました。

前期の決算で未払消費税等を登録している場合

・未払消費税等が未決済取引の場合⇒未決済取引の消込
・未払消費税等が未決済取引ではない(振替伝票で登録)⇒勘定科目「未払消費税等」で取引登録

前期の決算で未払消費税等を登録していない場合

勘定科目「租税公課」で取引登録

次回からはやはりfreeeに同期している方が多いクレジットカードの登録パターンについて説明していこうと思っています。

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