今回から現金等で支払った経費の登録方法を説明していきます。
既に預金、クレジットカード、モバイルSuica、Amazonビジネスの登録方法については過去の記事で説明しています。
初心者のためのfreeeの使い方講座 同期している預金口座の登録方法 登録パターンの全体像
freeeの使い方 同期しているクレジットカードの登録方法 全体像
freeeの使い方 同期しているモバイルSuicaの登録方法 全体像の理解
freeeの使い方 freeeと同期したAmazonビジネスの登録方法 全体像の理解
なので、今回のテーマを説明すれば、法人・個人を問わず、初心者の方が悩みそうな登録方法についてはおおむね網羅できるのではないかと思います。
実際に登録するまでに理解すべきこと
最終的には適当な勘定科目をつけて取引登録するだけなのですが、そこに至るまでに、準備をして、どのように登録していくのか、登録方針を決める必要があります。
各項目の説明
前提条件
今回の説明は現金商売以外の方を対象としています。
ちなみに、現金商売とは、例えば飲食店のように売上金を現金でもらうような業種の方です。
今回の説明の対象となる支払方法
現金での支払いの他、freeeと同期していない支払方法全般が対象になります。
例えクレジットカードであっても、freeeに同期していないカードであれば、今回の説明の方法で登録します。
準備
決済口座のデフォルトを以下のように変更しておきましょう。
個人事業主 プライベート資金
法人 役員資金
決済口座のデフォルトは現金になっています。
ただし、ここで言っている現金は皆さんのお財布の中に入っている現金ではありません。
事業用の現金として日々出納管理されているものを意味しています。
皆さんは現金商売ではないので、事業用の現金は持っていないはずです。
決済口座のデフォルトを現金にしておくと、持っていない現金を動かしてしまう可能性があるため、あらかじめ変更しておきます。
操作方法はこちらの記事で説明しています。
こちらは個人事業主用の記事になります。
法人の方は以下の通り読み替えてお使いください。
・プライベート資金⇒役員資金
・事業主貸⇒役員貸付金
・事業主借⇒役員借入金
法人の場合、役員資金ではなく、「代表立替」のようなダミー口座を使う方法も考えられます。
この理由とメリットについては次回説明します。
登録方法・登録パターン
ここは次回詳しく説明します。
登録方法は大きく4種類ありますが、登録する量が多いのか、PCで登録するのかスマホで登録するのかによって向き不向きがあります。
なので、状況に応じて方法を変えていくのが理想的です。
まとめ
今回から現金等で支払った経費の登録方法に入りました。
・今回説明するのは現金商売以外の方の登録方法
・現金での支払いの他、freeeとう同期していない支払方法であれば、全般がこの登録方法になる。
・決済口座のデフォルトを変更する。個人事業主⇒プライベート資金、法人⇒役員資金。
・登録方法は4種類。それぞれに向き不向きがある。登録量・登録手段に応じて選択する。
今日のポイントはこんなところかと。
次回は今日さらっとしか触れなかった、登録方針と登録パターンを詳しく説明していきます。