取引登録結果のチェック モバイルSuica

freee専門税理士の土橋です!

今日は前に書いた取引登録結果のチェックとは何をすれば良いか?の各論としてモバイルSuicaについて書きたいと思います。

以前のブログをお読みいただいていない方は是非そちらを先にお読みくださいね!

まずは復習です。

取引登録結果のチェックとは、試算表の各勘定科目が正常な状態かを確認することでした。

そして、正常とは①・②のどちらかの状態のことを意味します。

①正解と一致している状態

②こうなっているはず!という理論値を自分で計算し、その理論値と一致している状態。

①・②のどちらになるのかは勘定科目により決まる。

モバイルSuicaは試算表上は前払金として表示されます。

チャージしてあるだけでまだ使われていないお金というイメージですね。

個人の方でモバイルSuicaをfreeeと連携している方はとても多いです。

モバイルSuicaは確度の高い正解が簡単に手に入る勘定科目のため①に分類されます。

正常な状態

試算表の残高がモバイルsuicaの残高と一致している

例えば12月末の試算表であれば12月末のモバイルsuicaの残高と一致しています。

異常な状態の対処方法

freeeに登録した取引とモバイルsuicaの入出金を1個づつ照合して差を修正していきます。

チェック・修正にはこちらのヘルプの現預金レポートが非常に役に立ちます。

モバイルsuicaにも現預金レポート機能があります。

まとめ

数秒で結論が出ますので是非照合してみてくださいね!

ズレていてもがっかりしないでくださいね!

一つ一つ修正すればいいだけです!

すこしまとまった時間が取れる時に是非じっくり取り組んでみてください!

ちなみに、以前の記事に銀行口座・クレジットカードを連携するなら事業専用のものを準備しましょうと書きました。

これはモバイルSuicaも同様です。

モバイルSuicaはコンビニとか色々なところで使えてしまいますよね。油断するとプライベート比率が高くなりやすい決済手段です。

買い物は「物販」としか出てこないので何を買ったのかわかりませんし、どれが事業の交通費か悩むのは非常に非効率です。

なので、モバイルSuicaを連携するにしても事業用の交通費の登録用に限定するのが効率的です。

更に、プライベート利用だからといって明細を無視してしまうと試算表の残高とモバイルSuicaの残高は絶対に一致しません。

個人的には明細を無視するくらいならそもそもfreeeと連携しない方が良いと思っています。

プライベートと事業共用のモバイルSuicaを連携している方は新年を機に使い方の見直しも検討してみましょう!