freee専門税理士の土橋です!
以前の記事で、貸借対象表は損益計算書の間違えを教えてくれる重要な枠割を果たしているということを書きました。
これは、貸借対照表と損益計算書は鏡の関係にあるためでしたね。
今日はこの点について少し詳しく説明したいと思います。
freeeを使っている方はあまり意識していないかもしれませんが、freeeで取引を登録すると、自動で「仕訳」というものが作成されます。
例えば預金から経費100円を支払った取引を登録すると以下のような「仕訳」が作成されます。

この「仕訳」の特性としてはとりあえず以下の3点だけ覚えておいてください。
①右側と左側の項目で一セット
②①の組み合わせは損益計算書と貸借対照表の組み合わせになることが多い。この例では左側が損益計算書(経費)で、右側が貸借対象表(預金)になっています。
③右側と左側の項目の金額は同額になる。片方(又は両方)が複数項目になることもあり、その場合は合計金額が同額になる。
「仕訳」にはこのような特性があるため、先の例で見ると、仮に経費の金額を間違ってしまうと預金の金額も間違ってしまうことになります。
この時、freeeの預金は正常な状態になっているでしょうか?
おそらく、銀行口座の残高とは一致していないと思います。
この点は預金のチェックをすれば簡単に見つかるでしょう。
そして、原因を調べていくと経費の金額の誤りにたどり着くと思います。
いかがでしょうか?
貸借対象表の預金の誤りが損益計算書の経費の誤りを教えてくれましたね。
貸借対照表をチェックする大切さがなんとなく伝わりましたでしょうか?
我々プロでも損益計算書を一生懸命チェックしたのに、その後の貸借対照表のチェックで損益計算書の間違いが見つかることが多々あります。
今日は損益計算書と貸借対照表の関係について説明してみました。
税金に直接影響するのは損益計算書ですが、貸借対照表のチェックは損益計算書の間違いの発見のためにとても役に立ちます。
損益計算書・貸借対象表どちらのチェックも大切にしてくださいね!