以前書いたこちらの記事の補足です。
この記事で以下の内容を書きました。
ポイントは売上・利益に対する貢献度です。
事業主の経費は売上・利益を最大化するための投資です。
その経費を使った結果、売上が上がっているのか、利益が上がっているのかという観点で判断しましょう。ここを自信を持って説明できるのであれば問題ないでしょう。
これをとある場所で説明したところ、そんなの現実的に無理ですよね?というご意見をいただきました。
前提は複数台のパソコンを経費にしたいというケース。
これって無理なことなんでしょうか?
会社にお勤めをされていた経験がある方はその時代を思い出してみてください。
高価な備品を購入する時、どんな備品でも誰の許可もなく自由に買うことができましたか?
稟議書とかを書いて、購入すれば投資額以上に効果があることを一生懸命説明しませんでしたか?
当然ですよね?
会社にとっては備品は経費でしかありません。
投資額に見合う効果がない備品の購入を許可するわけにはいきません。
そんなことを際限なく許可していれば事業が立ち行かなくなってしまいます。
個人の事業で使う備品も投資です。
投資額に見合う利益が見込まれるから投資するのが本来のあり方です。
それが、自分の事業になるとなぜあいまいな理由でOKになってしまうんでしょうか?
失礼ながら私には以下の疑問が浮かびます。
・公私混同していませんか?
・その事業の成功を真剣に考えていらっしゃいますか?
繰り返しになりますが、事業主の経費は投資です。
最終的にうまくいくかどうかは結果論ですが、少なくとも投資時点で成果を見積もり投資額<成果のチェックはすべきです。
そうすればきっと税務調査でも自信をもって説明できるはずです。