freee専門税理士の土橋です!
freeeを使い始めてそろそろ2年になろうとしています。
今週ご相談を受けたお客様に口座振替を上手く伝えることができなかったので、自分の復習と頭の整理を兼ねて口座振替について書いてみようと思います。
口座振替とは何か?
口座振替とは、freeeに連携した口座間のお金の移動を意味します。
口座振替というと、一般的には銀行口座同士のお金の移動をイメージしますよね。
でも、freeeで口座登録できるのは銀行口座だけではありません。
例えば、クレジットカード、モバイルSuicaなどの電子マネー、Squareなどの決済サービス、Amazon・BaseといったECサイトも口座として登録することができます。
なので、freeeの口座振替は銀行口座間のお金の移動よりもずっと広い意味を持っています。
口座振替とはfreeeに連携した口座間のお金の移動である
まずここをおさえましょう!
取引との違いは?
私は口座振替との違いを以下のように理解しています。
口座間のお金の移動以外で、(将来的に)お金が増えることor(将来的に)お金が減ること。
(将来的に)お金が増える
・お客様が商品の代金をSquareで決済してくれた
・Baseに出品した商品が売れた
(将来的に)お金が減る
・クレジットカード(口座)でパソコンを買った
・文房具をモバイルSuicaで買った
・Amazonで本を買った
応用
問題
freeeに銀行口座、クレジットカード、Amazonを口座登録しています。
Amazonで買い物をした。支払にはレジットカードを使った。後日、銀行口座からクレジットカードの引落があった。
この中で、取引と口座振替はどの部分か答えてください。
取引は1個、口座振替が2個あります。
正解
取引 Amazonで買い物をした 口座間のお金の移動ではなく(将来的に)お金が減る
口座振替
①支払にはクレジットカードを使った クレジットカード⇒Amazon
②銀行口座からクレジットカードの引落があった 銀行口座⇒クレジットカード
いかがでしょうか?
これが理解できれば口座振替と取引についてほぼ理解できたと言ってOKだと思います。
まとめ
改めて考えてみるとなかなかややこしいですね。
とりあえずfreeeに連携した口座同士の話なのか、そうでないのかで整理するといいかもしれません。
前者は口座振替、後者は取引ですね。
ある程度理解できたらこちらの記事も読んでみてくださいね。
おそらくデータの重複についてかなりクリアになるのではないでしょうか!
最後に口座振替と取引について書かれたヘルプも共有しておきますね。
資金の移動を登録する(口座振替)
「取引」について