四万十市 たにぐちさんでビリがつおの刺身と天然うなぎをいたただく

高知市から移動すること数時間。

四万十市の中村にやってきました。

明日は愛媛に入る予定なので、今日が高知最後の夜。

敬愛する吉田類さんの酒場放浪記に出ていたたにぐちさんに伺います。

酒場放浪記のリンクはこちら

ホテルから歩いて15分ぐらい。
明日のお土産を探しつつぶらぶら歩きます。

お店

味のあるたたずまい。

夕焼けに緑ののれんが映えます。

まだ早い時間だったので、お客様は少な目。
予約をしていたので個室に通されます。

名前入りの小皿と箸袋。うん、正統派です。

メニュー

おお!
ちゃんばら貝がある!これ、食べたかったんですよね~。

今日はこの他にビリがつおの刺身というのがあるようです。

ビリがつおは夕方上がったばかりのかつおらしいです。後で調べてみると、ビリとはすごく新鮮なことを意味する高知の言葉のようですね。私は一番遅いという意味のビリかと思っていました。

高知二日目ですが、個人的にはたたきより刺身の方が好みかもしれません。

たたきはテレビにも出ていた塩たたき。
本当にパンパンたたくらしいです。個室なので残念ながら調理の様子は見られません😢

四万十の天然うなぎは絶対に押さえたい。

四万十と言えば、あおさと川海老。こちらもいただきましょう。
食べきれるのかちょっと不安になってきました💦

お料理

ちょっと高いですが、地元の酒を飲みたいもの。

これが噂のビリがつお。
各方面に申し訳ないのですが、今回の旅で食べたカツオの中で最強かもしれません。

とれたてというと、身が硬そうなイメージですが、そんなことはなく、適度な弾力がありながらねっとりとした身、そして旨味がたまりません。

そして、いつでも頼んでしまうしめさば。
右上はぶしゅかん。四万十川流域、特にここ中村エリアで生産されている柑橘類です。

会いたかったよちゃんばら貝。
身の先の刀のような部分をぶんぶん振り回して動くことからちゃんばら貝と呼ばれるようになったとか。

うん、美味い。貝好きな私はいくらでも行けます。

どどん!
すごいボリュームの塩たたき。
しかし、ひとえに塩たたきと言っても色々なタイプがあります。

ひろめ市場のものとは全く違います。タレのたたきのタレを塩だれに変えたようなイメージですね。

高知市 ファウストで休憩の後、明神丸とやいろ亭でカツオを食す。

川海老唐揚。
こちらは是非頼むことをお勧めする一品。

あおさ天婦羅。
川海老・あおさと天然のスナックが続きます。

うなぎ白焼き。
皆さん、うなぎの頭って触ったことあります?思ったより柔らかいんですよ!

ということがわかってしまう、尾頭付き。

スタッフさんのご説明では、うなぎが釣り針を飲んでいる可能性があるので、あまり頭の方は食べないで、とのことでした💦

うなぎって針と糸で釣るもんなんですね…。

うな重。
高知は背開きで蒸さずにそのままタレをつけて焼くスタイルです。

あとは、タレがかなり甘めなのが特徴。土佐醤油が甘いからですかね?

個人的にはタレはからい方が好みなんで、正直なところちょっと苦手でした💦

ただ、この辺は好みの問題だと思っています。

感想

欲張りすぎてお腹がパンパン。

四万十の全てを食べつくした感じです。

他にも、ゴリ(ハゼの仲間)、ひよ鳥、流れ子(とこぶし)とか色々食べたいものはありましたがお腹が許さず。

店を後にして、夜風にあたりながらホテルに帰ります。

明日は愛媛の宇和島に向かいます。
お目当ては鯛めし。数年前に伺って美味しかったお店を予約済み。

明日も楽しみです。