freee専門税理士の土橋です!
昨日まででフリーランスの方向けの超初心者塾は完結しました。
それで次に何を書こうかな~と考えていたのですが、次は会社向け、ひとり社長さん向けの超初心者塾を書いてみようかなと思っています。
基本はフリーランスの方の場合と同じなのですが、今までは同じ人の中にプライベートの人格と事業主としての人格が共存していたのに対し、今回は会社と社長さんは全く別人という違いがあります。
これが強くでるのは例えば役員報酬ですね。
フリーランスの場合は売上から全ての経費を支払った手残りが自分のお金というイメージでしたが会社の場合はそうはいきません。
会社の預金は会社のものであり社長さんのお金ではありません。
代わりに(とうい表現が正しいかわかりませんが)会社から社長さんにお給料(役員報酬)の支払いがあります。
ひとり社長さんの場合、全て自分でやっているのにまるで自分から自分に給料を払っているような感じになるのでちょっと変な感じですよね。
そして、確定申告書の作成にも大きな違いがあります。
フリーランスの方の場合は確定申告書の作成までfreee会計でできましたが、会社の場合はfreee申告という別ソフトが必要になります。
慣れてしまえばそうでもないのですが確定申告書が個人の場合に比べると格段に複雑になっており、それを補ってくれるのがfreee申告という位置づけです。
このfreee申告、もともとはプロ向けにリリースされたものでした。
それが今は一般の方も利用できるようになっています。
プロ版とどのぐらい違うのかはこれからリサーチが必要です。
このfreee申告が一般の方向けにリリースされるまでは、日々の登録は社長さんがやって、申告書の作成だけスポットで税理士さんに依頼するというのがパターンだったと思います。
freee申告の一般ユーザーがどのぐらいいらっしゃるのかはこれから調べるのですが非常に気になるところではあります。
一般ユーザーさんがものすごく少なければfreee申告について触れるのは後回しにするかもしれません。
ひとり社長さん向けの超初心者塾以外で書いてみたいのが、開始残高の設定とタグについてです。
開始残高については今まで断片的にしか書いてこなかったのですが、ここが上手く設定できていない方をよく見かけます。
freeeの預金残高と実際の口座残高が合わない場合に見るべきポイント 開始残高
freeeのお悩み相談室 年度締めできなければ未確定勘定を疑え!
あとはタグですね。
基本的に取引先、品目、部門、メモの4つなのですが、こちらもとにかくつけまくっている人と全くつけていない人に二極化します。
こちらも目的をもって使えば後のチェックがかなり楽になります。
この辺についても私の考えをお伝えしたいところです。
こんな感じで今日は雑談として今後のブログの方向性についてお話ししてみました!