以前、こちらの記事でfreeeで請求書を発行する方法、請求書を受け取ったお客様側の操作についてお話ししました。
freeeを使い始めたばかりの初心者の方向けの使い方講座 freeeで請求書を発行しよう!
freeeの使い方講座 freeeで送った請求書はお客様にどのように届くか
今日はfreeeで発行した請求書と取引の関係について説明したいと思います。
freeeで請求書を発行すると対応する売上取引が登録される
まずはここですね。
請求書の画面上部の「取引」をクリックすると対応する取引を確認することができます。
こんな感じですね。
取引の画面で「請求書」をクリックすると対応する請求書を確認することができます。
このように、請求書の発行=取引登録となるため、非常に便利です。
この点、これから説明する請求書の削除・修正を見ていただくとより実感していただけると思います。
なので、前も書きましたが特別な事情がない限りはfreeeで請求書を発行するようにしましょう。
freeeで請求書を削除すると売上取引も消える
請求書の画面上の①ゴミ箱マークをクリックし、②削除するをクリックすると対応する取引も削除されます。
取引を削除すると請求書が下書きに戻る
取引の画面で①赤い削除ボタンを押して、②削除するをクリックすると請求書が下書きに戻ります。
請求書を修正すると取引も修正される
試しに請求書の金額を修正してみます。
取引金額も同じく修正されます。
ただ、送信済みのスマート請求書を修正するとお客様との共有が停止してしまいす。
修正した場合には再送信することを忘れないようにしましょう!
スマート請求書は電子帳簿保存法でいうところの電子取引に該当するため2022年1月以降電子帳簿保存法への対応が求められています。
この点、現在のfreee会計はどのプランでも電子帳簿保存法に対応しています。
請求書作成以降の修正履歴が記録されるので、送信済みの請求書を修正する場合には備考欄に修正理由を記録するようにしておきましょう。
お客様への修正内容の連絡になるだけでなく、修正履歴を確認した際の備忘としても機能します。
まとめ
freeeで請求書を発行すると売上の取引が登録されます。
今日はこれを前提に、請求書を削除・修正した場合の取引に対する影響、取引を削除した場合の請求書に対する影響をご説明しました。
それぞれの結論は以下の通りです。
・請求書の削除⇒取引の削除
・請求書の修正⇒取引の修正
・取引の削除⇒請求書が下書きに戻る
請求書の作成と仕訳入力をそれぞれ別のソフトで行うと、修正の際に請求書の修正⇒仕訳の修正と2段階の修正業務が必要になるだけでなく、請求書の修正はしたけど仕訳の修正を忘れたといったミスにもつながります。
この点、freeeで請求書を発行すると、同時に取引(仕訳)が登録されるだけでなく、請求書を修正すれば取引(仕訳)も修正されるため、経理が効率化するだけなく、ミスの防止にもつながります。
繰り返しになりますが、特別な事情がない限りはfreeeで請求書を発行することをお勧めします。