マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 freeeの操作 チェック編 チェックとは?

freee専門税理士の土橋です。

事故で電車が上野から動きません😢

仕方がないので座ってブログを書くことにしました。

ということで、今日もマジ確をやっていきましょう!

今日からチェックに入って行きます。

入口としてそもそもチェックとは何か、そして何のためにするのかから入って行きます。

チェックはこのブログで一番お伝えしたい部分。

過去記事もいっぱい書いてあります。

色々書きすぎて収集つかなくなっていますが、ご興味のある方はこちらから過去記事をお読みください。

さあ、行きましょう!

チェックとは何か?

簡単に言えば見直しのことです。

学生時代、テストを提出する前に見直しをしましたよね。

名前を書いたかとか、計算ミスがないか検算をしたりとか色々な記憶があると思います。

それと全く同じことです。

前回までで取引の登録方法を学びましたが、いくらfreeeにミスを防止するための便利機能があるとは言え、操作するのが我々人間である以上、ミスの可能性を完全にゼロにすることはできません。

なので、自分の登録した取引が間違っていないか見直す必要があるのです。

なぜチェックをする必要があるのか?

我々の目標は「正しい確定申告をすること」にあります。

そして、正しいとは、3月15日の確定申告で納める税金を間違わないこと。

税金は多すぎても少なすぎても間違いは間違いです。

確定申告をすれば、税務調査という税務署のチェックが入る可能性があります。

納めすぎている分には怒られることはないでしょう。

でも、不要な税金を納めれば自分が損をしてしまいます。

なので、極力正しい税金を納める必要があります。

このためにチェックをするのです。

具体的に何をするの?

今まで自分が登録した取引や口座振替をひとつひとつ見直す。

それも一つの回答ではありますが、仮に月に30件の取引があるとしたら年の取引は360件です。

多い人はもっと多いでしょう。

これをひとつひとつ見直してもなかなか間違いを見つけることは難しいです。

私も自信はありません。

なので、もっと効率的かつ効果的に見直す必要があります。

取引を登録するとその集計表として試算表という表が作られます。

これをチェックしていきます。

試算表のイメージが湧かない方はこちらで簡単に解説しています。
ちなみに、こちらの記事でもチェックについて語っています。
我ながら同じ記事ばかり書いているな~と思いますが、それだけチェックが大切なのです。

この試算表には、項目ごとにこうなっていなければおかしいという型があります。

型どおりになっていない場合には大きな間違いが潜んでいる可能性があります。

型通りか?⇒なぜ違うのか?⇒修正

これを繰り返していくだけで大きな間違いをつぶすことができます。

これがこれから皆さんにお伝えするチェックになります。

まとめ

チェックとは、3月15日の確定申告で正しい税金を納めることができるよう今まで登録した取引・口座振替を見直すことです。

但し、ひとつひとつの取引を見直すことは非効率な上に効果的でもありません。

なので、取引・口座振替の集計表である試算表をチェックしていきます。

試算表は項目毎にこうなっていなければおかしいという型(正常な状態)が決まっています。

試算表の各項目が正常な状態か確認し、そうでなければ原因を調査して修正する。

これがチェックです。

次回以降の記事ではその具体的な方法をお伝えしていきます。

それでは今日はこの辺で!