freee専門税理士の土橋です。
今って色々な支払い方法がありますよね。
これがfreeeと連携していれば簡単に利用履歴を取り込めるのですが、PayPayを始め連携していないものもたくさんあります。
今日はfreeeと連携していない支払い方法で経費を支払った場合の登録方法について考えてみます。
とりあえず先日質問を受けたのでKyashをお代に考えてみましょう!
仮に、クレジットカードで10,000円チャージして1,100円の文房具を支払ったことを想定します。
チャージ
チャージしたクレジットカードをfreeeに連携している
早速、自動で経理を見てみましょう。
お、目的の明細がありましたね!(ちなみに、私はKyashを使ったことがないので表示は想像です)
まずは「詳細」をクリック。
①勘定科目は「事業主貸」で②登録、ちなみに③の「プライベートな出金として処理」をクリックしても①⇒②と同じ結果になります。
これで終わりです。
チャージしたクレジットカードをfreeeに連携してない
この場合、何も取引登録する必要はありません。
経費の支払い
以下、PC版で説明します。
①取引⇒②取引の一覧・登録をクリック
今回の場合は、①支出、②完了を選択。
ここが重要です③口座は「プライベート資金」を選択しましょう!
④は必要な情報を適宜、文房具なので勘定科目は消耗品費でいいかなと。
ひとしきり入れたら⑤支出を登録です。
たったこれだけです。
なぜこのようになるのか
Kyashがfreeeに口座登録されていないからです。
freeeに口座登録されていない支払い手段へのお金の移動(チャージ)、口座登録されていない支払い手段を使った場合(経費の支払い)は全てポケットマネーを動かしたとして登録します。
なので、自動で経理であれば「プライベートな入金として処理」(事業主借)or「プライベートな出金として処理」(事業主貸)で登録しますし、口座を選ぶ場合は「プライべート資金」を選びます。
この考え方はあらゆる場面で応用できますので是非覚えておいてくださいね!
PayPayへのチャージ、支払いも全く同じ考え方をします。
もっとマニアックな登録の仕方も…
基本的には今日の考え方を理解しておけば十分でしょう。
ただ、実はKyashを口座登録することもできます。
口座登録するとfreeeの残高とKyash残を合わせることができるので取引の漏れや誤りのチェックにも役立ちます。
ただ、Kyashは利用明細をCSV出力できないようなので、大量の取引登録には向いていません。
なので、freeeで経理を楽にしたい方におススメの支払い方法ではないかなと…
ただ、口座登録の考え方は他の支払い方法にも応用効くので近々書いてみたいと思います!
それでは今日はこの辺で!