やばいと思ったらすぐ逃げろ!

昨日のブログでは直感を大切にしようというお話しを書きました。

合わない人とは契約しないことがベストです。

契約したら解約までストレスと付き合わなければなりません。

あの時なんで~と過去を振り返って後悔したくないですよね。

そのためにはメッセージでも、電話でも、Zoomでも、対面でもいいので最初に感じた「あれ?」という直感を大事にしましょう。

「あれ?」と感じたら、その時仕事がなくて苦しくても、営業が順調で調子が良くてもぐっとこらえてお断りしましょう。

でも、私もそうですがミスは誰にでもあるもの。

そんな場合に備え、今日はうっかり契約した場合の対処方法について考えてみたいと思います。

うっかり契約してしまったらどうするか?

そんな時に知恵を与えてくれるのがヨシタケシンスケさんの「にげてさがして」です。

その本によれば、やばい人にひどいことをされた時の対処方は、

とにかく逃げる!

とあります。

まさにその通りです、せっかく直感が教えてくれたのにうっかり契約してしまった場合、もう逃げるしかありません!

もうちょっとビジネス的に言い直すと、解約しましょう!

無理に頑張ってなんとかしようとか思うのは絶対にやめましょう。

時間の無駄です。

苦手な人と頑張って一緒にいてもストレスが溜まるだけ、お互いに不幸です。

それよりも大好きな人と一緒に仕事した方が何万倍も楽しいし、お互い幸せになれます。

なので、失敗したと思ったらとっとと逃げて、あなたの助けを求めるまだ見ぬ大好きな誰かを全力で探しに行きましょう!

全く恥ずかしくありません。堂々と逃げましょう!

でも、ビジネスにおいては逃げ方には注意しましょう。

契約があるので逃げ方によっては訴訟リスクがあるためです。

なので、そ~っと、春風がほほをなでるかのように相手をなるべく優しい気持ちにして、静かにそっと消えていくのがベストです。

なるべく恨まれないのが解約の極意だと思います。

どう解約するか?

難しいです。

私もまだしっかりした正解を見つけられていません。

とりあえず以下の点は注意するようにしています。

・タイミング
・選択肢
・解約理由

タイミング・選択肢

一番大事なのはここだと思います。

相手の困るタイミングや選択肢がない状態での解約は脅迫ととられかねません。

強引に契約がつながってしまう可能性があります。

それでは困ります。欲しいのはソフトな解約なのですから。

仮に契約がつながったとしても関係性も最悪、更なる辛さが待っているだけです。

ただ、勘違いしないでいただきたいのは、こんなことを考えるのは通常のケースです。

事件性があるとか命の危険があるとか一刻を争う時は別です。1秒でも早く逃げましょう。

前置きが長くなりましたが、いよいよタイミング・選択肢の考え方についてです。

例えば今月末が期限の仕事を受けていてその仕事が私にしかできないケース。

この場合、私だったら辛いですが確実かつソフトな解約のためになるべく今の仕事を終わらせてから解約を申し出ると思います。

少し前提が変わって、仕事を代わりにやってくれる人を簡単に見つけられる場合はどうでしょうか?

この場合は相手の希望を聞きつつすぐに解約の申し出をします。

ストレスを溜めているのはお互い様なので、他に選択肢があれば解約に応じてくれる可能性が高いためです。

気が合う人を見つけられれば気の合わない私と一緒にいるよりよっぽど幸せですし、私も幸せです。

解約理由

解約理由も重要です。

理由なき解約は訴訟リスクにつながります。

この理由、契約書の●条と絡めるのも当然重要なのですが、内容自体も重要です。

私は確実な解約のために以下の点はそれが本当の理由でも言わないようにしています。

・お金
・レスポンスが悪い

お金は払われてしまえば契約を続けなければなりませんし、レスポンスが悪いも相手に改善すると約束されると一度は信じるしかないです。

当然のことながら性格とか相手自身を否定するようなことも言いません。

恨みを買うからです。

まとめ

今日は違和感を感じる人とうっかり契約してしまった場合の対処法について書きました。

その場合は解約しましょう!

解約すると言っても訴えられたり恨まれたりしたら損です。

なので、相手に他の選択肢を見つけることができる時間的な余裕がある時に申し出ましょう。

理由も大切です、お金、相手の対応等、少しでも受け入れられる可能性のあるものはやめましょう。

条件交渉であればOKですが、求めているのは確実な解約ですので。

そして、相手自身を否定するような理由は当然NGです。

さて、今日ご紹介したヨシタケシンスケさんの「にげてさがして」ですが、人間関係に悩んでいる時にとても救われた本です。

「よし!逃げよう!」と勇気が出て来ました。

そして、多少この記事でネタバレしていますが、この本のお話しは逃げるだけではありません。

続きが気になる方は是非読んでみてくださいね!