ひとり社長のためのfreee超初心者塾 タグの使い方 総論

freee専門税理士の土橋です。

今回からタグについて書いてみようと思います。

同業以外でタグに明確な問題意識を持っている方にお会いしたことはないのですが、拝見する限り全く使っていないか、とにかくつけまくっているかの2パターンに分かれる印象です。

タグ機能は私も研究途中なのでまだ最適解までたどりついていないのですが、現時点の私の考えをお伝えしておこうと思います。

まずはタグってご存じですか?

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「タグ」について

取引先・品目・部門・メモタグ・セグメント・備考を活用する

「取引先」、「部門」、「品目」、「メモタグ」、「セグメント」の五種類のタグがありますが、ひとり社長が使う可能性があるのは「取引先」、「部門」、「品目」、「メモタグ」の4つです。

更に、部門管理をしている方は少数派だと思いますので「取引先」、「品目」、「メモタグ」の3つを覚えておけば十分でしょう。

深く話すつもりはないので「部門」についてちょっとだけ触れておくと、こちらは所謂部門別の採算管理の他、案件毎の採算管理に使ったりもできます。

請負系の事業をやられているかはイメージしやすいかもしれませんが、部門を案件名にして、そこに売上・経費を集計していくイメージです。

各取引に部門をつけておくと、試算表を部門で集計して案件別の試算表を作ることもできます。

ただ、私が知る限り大半の方がお選びになるであろうミニマム、ベーシックだと部門別の試算表を横並びに見る機能がないのでいちいち部門を選択⇒集計が必要になるので面倒なんでよね。

まあ、こんな使い方あるんだ程度に思っておいてください。

これで非常にさっくりではありますが「部門」タグについてはおしまいです。

今後は「取引先」、「品目」、「メモタグ」の3つのタグについてお話ししていきます・

まず軽いところで「メモタグ」、私は備忘として使っています。

私が必ず作っているのは「要確認」。こちらを後で見直したい取引を登録する時につけておきます。

そうすると、こちらの取引の絞り込みで「要確認」というメモタグのついたものだけを表示することができます。

こちらのタグをつけておいて定期的に見直すようにしています。

先程の「部門」タグのように「メモタグ」で試算表を集計することもできます。

まとめ

・ひとり社長が使う可能性があるのは「取引先」、「部門」、「品目」、「メモタグ」の4つ

・「部門」タグは案件別の採算管理にも使えるが重要度は低め

・私は「メモタグ」を備忘として使っている。定期的に見直して確定申告までに確認が完了するようにしている。

次回は「取引先」・「品目」の二つのタグについて書いていきます。