ひとり事務所っていったいどうなのよ?

当事務所はひとり事務所です。

読む方にとって意味があるかわかりませんが、前々からひとり事務所ってお客様にとってどうなんだろうという点を書いてみたいと思っていました。

今回は当事務所のご紹介?も兼ねて書いてみたいと思います。

税理士事務所との契約をご検討の方はご参考になればと思います。

良いと思われるかもしれない点

担当者が所長

というか所長一人しかいません。

大きな事務所をご経験された方によく聞くのは担当者がころころ変わるというご不満です。

ひとり事務所の場合、一人しかいないので変わりようがありません。

所長のキャラが気に入ってご契約された方はこのようなご心配はいらないでしょう。

意思決定が速い

大きな事務所の場合、メインの担当者が有資格者でない可能性もあります。

この場合、例えば税務相談は税理士業務なので無資格者だと対応できず、所内の担当税理士に連絡⇒担当税理士から回答という形になると思います(税理士事務所に勤めたことがないのであくまで推測ですが)。

2名の人間が関われば回答までに時間がかかる可能性はあるでしょう。

更に、所長に確認が必要なこともあるでしょうから関係者が増える可能性もあります。

ひとり事務所の場合、相談相手は事務所の最高意思決定機関である所長になります。

少なくても複数名が関わることによる遅れはないと思います。

私が速いかどうかは人と比較したことがないのでわかりませんが、私は割としっかり考えたい派なので内容によってはお時間を頂戴することがあります。

不満と思われるかもしれない点

値段だけ見ると高いと感じるかもしれない

弁護士事務所とか顕著ですが、誰が担当するかで値段が全く違います。

ひとり事務所の場合、最高戦力である所長が担当するので大きな事務所と比べると値段が高く見えるかもしれません。

とりあえず契約を検討する上での最重要事項が価格の方にはひとり事務所との契約は向かないかもしれません。

所長が倒れたらご迷惑をおかけする

代わりの人がいないので、所長の健康状態に問題があればお客様にご迷惑をおかけすることになります。

大きな事務所なら後進の育成がしっかりしているのであれば問題なく引き継げるでしょう。
ただ、後進の育成が十分ではない場合はやはり同じリスクはあります。

私も健康には十分注意するつもりですが、絶対はありません。

この辺がご不安な方はひとり事務所とのご契約はお勧めできません。

所長が対応できないサービスには対応できない。

大きな事務所なら層が厚いので各分野のスペシャリストがいる可能性があります。

ひとり事務所の場合、所長以外に担当者がいないので所長が対応できないサービスを直接受けることはできません。

直接と言っているのは関節的に受けることができる可能性を意味しています。
所長の提携しているスペシャリストの紹介という形のでの対応はあり得るでしょう。

あくまで所長が担当しないということです。

当事務所の場合は、税務であれば相続・贈与、海外の税務、事業をしていない方の所得税の確定申告は承っておりません。

労務関係は提携の社会保険労務士さんのご紹介になります。

会社設立はfreee会社設立で自分で設立する方のサポートはしておりますが委託の場合は提携の司法書士さんのご紹介になります。

融資関係は提携先の株式会社ソラボのご紹介、補助金についても今のところご紹介による対応になります。

全ての仕事をグループ内で完結して欲しいというご要望に100%沿うことはひとり事務所には難しいと思います。

所長が立て込んでいる時にはお待たせすることがある

複数の担当者で一社を担当しているのであればご相談に対して常に当日回答可能かもしれませんが、ひとり事務所の場合、担当者が一人しかいないので常に当日回答は難しいと思います。

当事務所の場合、chatworkのスタンプ等で了解!的なお返事は当日させていただきますが、正式なご回答は基本的には翌営業日中のご回答とさせていただいております。

すぐ回答が欲しい!スピード感を重視する方にはストレスが溜まるかもしれません。