freee専門税理士の土橋です!
前回でフリーランスの方向けの超初心者塾は一応完結しました!
今日からひとり社長向けの超初心者塾について書いていきたいと思います。
まずは準備編、会社の設立から入って行こうと思います。
ちなみに既に会社をお持ちの方はこの記事はスルーでOKです。
会社設立の方法
①自分で頑張って作る
②専門家に依頼する
大きくはこの二つの方法になります。
専門家に依頼する場合
司法書士さんに依頼します。
書類作成から登記の代行まで全てサポートしてくれるので必要な情報を提供するだけで完了します。
当然報酬は発生しますが報酬を支払ってでも時間を節約したい方はこちらでしょう。
会社設立のために必ずかかる実費が株式会社の場合19万円ぐらい、合同会社の場合7万円ぐらいで、そこに司法書士さんの報酬が加わるので、総額で株式会社の場合24万円~、合同会社の場合11万円~の費用がかかります。
ちなみに、~となっているのは報酬が司法書士さんによって違うためです。
自分で頑張る場合
freee会計を使うのであればお勧めしたいのがfreee会社設立です!
freee会社設立
freeeヘルプセンター freee会社設立
ステップに沿って入力していくと登記に必要な書類が出来上がる優れものです。
私もこちらで合同会社を作ってみましたが1週間程度で法務局に設立の申請をすることができました。
費用も電子定款にすれば株式会社で19万円ぐらい、合同会社で7万円ぐらいと実費相当ぐらいしかかかりません。
ただ、こちらの場合、当然ながら自分で動かなければならない部分が増えます。
今後のために会社設立を自分でやってみたい、自分で動くのでなるべくお金を節約したい方にはお勧めです。
まずはこちらで試してみて難しそうなら専門家に依頼するのもありかと思います。
会社設立の準備
会社設立までに1か月程度見ておくと良いでしょう。
司法書士さんに依頼する場合は、スケジュール、必要なものは全て司法書士さんが教えてくれます。
freee会社設立で作る場合、基本的にstepに従い進めていけばOKです。
ただ、おそらく事業目的の部分でひっかかると思います。
この場合、自分が理想とする会社の登記簿謄本を取り寄せてそれを修正して使うのが簡単です。
大丈夫だと思いますが、上場会社みたいな巨大企業のものを取り寄せても参考になりません。
ある程度会社の仕事内容を知っていて、それが自分のやりたい事業に近い会社のものを参考にするのが良いでしょう。
freee会社設立の場合はほぼ確実にお得な電子定款を選ぶと思います。
電子定款は行政書士さん(私の時は弁護士法人でした)に送った段階でおかしな部分は指摘してくれるので安心です。
さて、目的の会社が決まったら登記簿を取り寄せましょう。
登記簿はインターネットで取り寄せることができます。
こちらの簡単証明書請求から取り寄せるのが便利です。
取り寄せるのは履歴事項全部証明書にしておけば不足することはないと思います。
こちらは1通500円+郵送料になります。
決算月は初年度の売上が1,000万円行かなければ基本的に好きな月で良いと思います。
ただ、節税策を考えるのであれば自社の数字を見直す余裕がない繁忙期よりはそれを過ぎてからにしましょう。例えば、3月が繁忙期なら4月か5月を決算月とするイメージです。
これは優先度は低いですが、もし税理士さんに依頼する可能性があるのであれば、3月と12月・1月は避けておくといいかもしれません。
3月決算は会社数が多く、12月・1月は確定申告期に引っかかるため税理士さんに心の余裕がない時期だからです。
まとめ
今日はひとり社長さん向けの超初心者塾の第一回目として会社設立について書いてみました。
専門化に依頼するのも自分で頑張るのもどちらも正解だと思います。
ご自身の状況や目指すスピード感に合わせて選択してみてくださいね。
個人的にはfreee会社設立は良くできていると思います。
今後freeeを使うつもりであれば是非一度遊んでみてください!