直感を大切にしよう

freee専門税理士の土橋です。

今日は個人事業主として活動する上で大切にしていることについて書いてみます。

色々あるのですがまずは直感です。

直感は様々な場面でお世話になりますが、今日は頂戴したご依頼を受けるかお断りするか迷った時のお話しをします。

どのように直感を使うか?

私は仕事のご依頼を受けた時に「あれ?」と感じたらお断りすることにしています。

「あれ?」と感じるポイントは様々で、仕事の内容や報酬はもちろん、文章の構成・内容、言葉遣い、話し方、仕草、癖、雰囲気などなど色々なポイントがあります。

大体「あれ?」と感じるのは一番初めに接点を持ってすぐが多いです。

例えばご依頼のメッセージをいただいたならメッセージを見た瞬間、お電話でお問い合わせいただいたなら開始1分ぐらいのところです。

メッセージなら「長!」、「なんか読みにくい..」とか、お電話なら「話し方」、「声」、「話すスピード」とかですかね。

あくまで直感なんで具体的に聞かれるとよくわかんないんですけどね。

直感を無視するとどうなる?

私の中では「あれ?」という感覚はとても正しくて、これを無視して受注した場合大概ストレスを抱えることになります。

話がかみ合わない、考え方が合わない、スピード感が合わない、締切に対する考え方が合わない、活動時間帯が合わない、電話をかけてもいただいても不在ばかり等々とにかく合わないわけです。

その後はお客様も私もストレスを溜めて解約することになります。

「あれ?」の時の解約率は脅威の100%です。

直感を言い訳にして楽しく生きる

人間は感情に左右される生き物なので、嫌だと思うこと、不安を抱えているとそのことが頭から離れず、何をしても楽しくありません。

そして、それは当然仕事の効率性にも影響し、他のお客様にご迷惑をおかけする結果になります。

逆に言えば、「この人好きだな~!」と思える方とのお仕事に集中すれば全てがうまく回ると言えるでしょう。

実際「この人好きだな~!」と思える方とのお仕事は自分のテンションも高いですし、「好きな方のお役に立ちたい」という気持ちも後押ししていつも以上の力を発揮できます。

好き嫌いで仕事を選んでいいのか?という葛藤が無いわけではありませんが、ひとり事務所なのでできる仕事量は決まっています。

であれば楽しい仕事をした方が良いというのが今の考え方です。

忍び寄る「あれ?」

でも私にとって「あれ?」はかなりの強敵です。

「あれ?」は他の感情を隠れ蓑にひたひたと忍び寄ってくるからです。

もっともっと仕事を増やしたい!

お断りしたら困るんだろうな…

ここまでお聞きしてお断りするのは気まずい…

紹介してくれた方の顔をつぶしたくない!

この感情が邪魔して「あれ?」をすっかり忘れて契約してしまうのです。

まとめ

実は、ちょっと前も手痛い失敗をしたところです…

「あれ?」と感じたのに受注したら見事にストレスを抱えました。

今日の記事はその反省の意味を込めて書きました。

昔に比べたら「あれ?」との付き合い方はうまくなったと思うのですが、今でも1年に1回ぐらいは失敗します。

今日は受注時の直感の話ですが、一人で活動していると様々なところで直感に助けられることがあります。

皆さんも直感を大切にしてみましょう!