freee専門税理士の土橋です!
今日も暑いですがマジ確やっていきましょう!
昨日から現金のチェックのお話をしています。
まずは正常な状態、マジ確の対象の方は0になっている必要がある。
一部例外はあるかもしれませんが、基本的にそうだと思っておいていただいて構いません。
もし私にはこんな事情があるんですけど…、という方は個別コンサルティングでご相談くださいね!
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ホーム画面の左下の現金残が0でなければ確認・修正が必要というお話をしました。
今日はなぜ現金残が0にならないのかについてお話ししたいと思います。
なぜ現金残が0にならないのか
理由は簡単で、取引を登録する時に口座を現金として登録しているからです。
画面はPC版なのですが、赤く囲った部分を「現金」にして取引を登録するとfreeeの現金残が動いてしまいます。
①ポケットマネーで立て替えた経費を口座「現金」で登録する
②freee登録口座から登録していない口座へのお金の移動を銀行口座と現金の口座振替で登録する
②の例は生活費の引き出し、事業専用口座からプライベート口座への資金移動とかです。
なぜ口座「現金」に登録してはいけないのか
まず覚えていただきたいのは、freeeの「現金」口座は事業用の現金だという点です。
事業用の現金は以下の管理が必要です。
・プライベートの現金と完全に分ける
・出入りの記録をきちんとつけて、記録から計算される理論残と実際の現金残を照合、差があれば調査する。しかも毎日。
皆さんもお財布の中に現金をお持ちだと思いますが、こんなことやっていますか?
少なくとも私はやっていません。
そして、マジ確の対象の方はおそらくほぼ100%の方がやっていないと思います。
なので、事業用の現金は持っていないのです。
お持ちの現金は全てプライベートの現金なのです。
これが口座「現金」に登録してはいけない理由になります。
これを踏まえてさっきの代表的なパターンを見てみましょう。
まずは①の方、この時減っているのはどこの現金でしょうか?ポケットマネーなのでプライベートの現金ですよね。
次に②の方、事業用の口座はfreeeに登録しているはずですですので残りはプライベート口座のはず。
であれば事業用の口座のお金が減った結果増えているのはプライベートの現金or預金残ですよね。
このように減っている現金(①)、増えている現金(②)が事業用なのかプライベートなのかという観点から考えてみても口座「現金」に登録してはいけないことが分かります。
まとめ
なかなか修正方法にいけなくて申し訳ありません。
ただ、freeeの「現金」口座は事業用の現金というのは非常に重要なので是非覚えておいてください!
マジ確の対象者の方は事業用の現金を持っていない(はず)。
だから、口座「現金」で登録していはいけないのです。
なのに口座「現金」で登録しちゃうから残が0にならないんですね。
でも、「私、口座を現金にしたつもりないんだけど…」
これ、本当に良く聞くセリフです。
おっしゃる通り、初心者の方は口座を意識して取引を登録している方はとても少ないです。
ではなんで「現金」で登録してしまうのか?
それは先程の口座が「現金」がデフォルトで表示されるように設定されているからなんです。
だから、口座を意識せずに取引を登録するとどんどん現金を動かしてしまうのです。
転ばぬ先の杖ではないですが、初心者の方が無意識に取引を登録しても現金を動かさなくて済むようにした仕掛けが以前からお話している決済口座のデフォルトをプライベート資金という設定なのです。
なんかだんだん点と点がつながって線になってきましたね(笑)
まだ設定していない方はこちらの記事を参考に設定してみてください!
いよいよ次回から現金残が0になっていない場合の原因の調査方法と修正方法についてご説明していきますね!
それでは本日はこの辺でm(_ _)m
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