freee専門税理士の土橋です。
今はモバイルSuicaの残高とfreeeの残高が一致しない場合の対処方法をお話ししています。
一致しない場合によくある原因はこの二つ。
①入出金データの抜け落ち
②チャージの重複
マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 モバイルSuica残高とfreeeの残高が合わない時に考えられる原因
前回はこの内、①のfreeeに取り込んだモバイルSuicaの利用履歴に抜け落ちが生じた場合の対処方法についてお話ししました。
マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 freeeに取り込んだモバイルSuicaの明細に抜け落ちがある時の対処方法
今日は②の方について見ていきましょう。
こちらは、チャージがクレカとモバイルSuica両方に出てくるので、単純にクレカ⇔モバイルSuicaの口座振替で登録すると口座振替が重複してしまうというものでした。
それでは早速見ていきましょう。
クレジットカード
チャージの登録状況を確認する
①取引⇒②自動で経理
①対象のカードを選択、②登録済みの明細を確認したいので「処理済み」、③取引内容(キーワード)は「チャージ」にすると概ね引っかかるかと。
条件を設定したら④検索です。
オートチャージの明細が見つかりました。
典型的なよろしくないパターン
旅費交通費で登録
これだとモバイルSuicaで登録する交通費と重複するので×です。
クレジットカード⇒モバイルSuicaの口座振替
モバイルSuica側で入金明細として出てくるチャージを無視すればこれでもOKです。
ただ、「無視」はモバイルSuicaに限らず残高が理論残と一致していない場合、調査の足を引っ張る原因になります。
なのでなるべく使いたくありません。
よって個人的には×寄りの△と判定します。
ということで、この二つの登録を解除しましょう。
登録の解除
先程の画像の右端、赤く囲んだ「詳細」をクリック。
以下の画面が立ち上がるので、画面下の「取引登録解除」をクリック。
ここも「登録解除」をクリック。
これで解除完了です。
先程の検索条件で、今度は「未処理」を選択して検索すると、登録済みだった明細が未登録に戻っています。
これで正しく登録するための下準備が完了しました。
モバイルSuica
チャージの登録状況を確認する
モバイルSuicaの場合、クレジットカードよりも検索が簡単です。
チャージは入金にしか出てこないので、①入金、②処理済みで③検索すれば特にキーワードの設定なしに登録済みのチャージを見つけることができるでしょう。
こんな感じで、明細が見つかります。
これは先程のクレジットカードの明細(2行の下の方)と同じものです。
このように、クレジットカードでは出金明細でしたがモバイルSuicaでは入金明細で出て来ます。
この明細はクレジットカード⇒モバイルSuicaの口座振替としての登録されています。
クレジットカード側で無視していればOK、「無視」はできるだけ使いたくないので×寄りの△と判定とする点はクレジットカードの時と同じです。
クレジットカードと同じく「詳細」から「登録解除」して正しく登録するための準備をしましょう。
まとめ
今日はモバイルSuica残とfreeeの残高が合わない原因の内、チャージの重複についてお話ししました。
今回で正しい登録までいっちゃおうかと思ったのですが、調査と下準備が結構長くなってしまい💦
区切りが悪いのですが、登録のところは結構パワーを使うので、次回とさせてくださいm(__)m
マジで自分で正しい確定申告をしたい人向けの経理講座 モバイルSuicaのチャージが重複している場合の対処方法 正しい登録編 考え方
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