宇和島で欲望の限りを尽くした私。
特急宇和海に乗って松山に向かいます。
今日は松山で一泊。
松山に向かう前にしっかりじゃこ天も仕入れました。
宇和島 井上蒲鉾本舗
伺ったのは井上蒲鉾本舗さん。
色々とご縁のあるお店です。
店内の写真は忘れてしまったので自宅でお土産品の開封を。
包装を開いていきます。
右がじゃこ天、左が身天と呼ばれるもの。身天は骨や皮を取り除き、身のみを素材にしたものです。
ちなみに、使っている魚も違います。
じゃこ天が好きか、身天が好きかは好みがわかれるところ。
私は身天派でしたが、今はじゃこ天の方が好きかもしれません。
その時々で変わるんですけどね(笑)
左があげ巻き。蒲鉾で揚げを巻き込んだ珍しい食べ物。
蒲鉾はスーパーで売っているものよりも小さいのですが、味は圧倒的に好みです。
お皿に盛りつけたのがこちら。
一心さんで買ったぶりこのからすみと四万十で買った川のりも一緒。
土佐酒造さんの桂月とあわせます。
土佐酒造さんは旅の途中で寄らせていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました!
この他に、けずりかまぼこも購入。
こちらは、ごはんにかけても、つまみで食べても、お吸い物に入れても大活躍のオールラウンダーです。
ふう…。
美味いじゃこ天とうまい日本酒、二つが揃えば無敵。
そんな優越感に浸れる夜でした。
かかはし松山店
松山では大街道(おおかいどう)に宿泊。
タクシーの運転手さんに教えてもらうまで、だいかいどうだと思っていました(笑)
さあ、愛媛県も最終日。
悔いのない一日を過ごしましょう。
朝からお店に向かいます。
向かったのはこちらのかけはし松山店。
こちらは松山駅の改札そばにあるうどん屋さん。
以前食べたじゃこ天うどんが最高に美味しくて再会を夢見ていました。
自分的に美化しすぎている可能性もあるのでドキドキの再会です。
こちらがじゃこ天うどん。
朝から生もいっちゃいます。
妻と娘は海老天うどん。
流石、うどん県香川の隣ということもあって、うどん、おつゆともに美味しい。
個人的には駅そばのクオリティではないと思います。
そして、この店の恐ろしさはこれだけではありません。
こちらのお店はじゃこ天の安岡蒲鉾さんの直売店でもあるのです。
なので、時間はそれなりにかかりますが、待てば揚げたてを食べることができます。
そりゃ待つしかありません。
じゃこ天(揚げたて)。
ごぼう天(揚げたて)。
そして、最後がじゃこカツ(揚げたて)。
どれも最高においしい。
じゃこ天が好きではない方も揚げたてを食べれば大好きになることを確信できるレベルです。
特に美味しかったのがじゃこカツ。
こちらはメンチカツのお肉を魚のすり身に変えたものをイメージしてください。
こちら、個人的にはこの旅で五本の指に入るお気に入りです。
朝からたらふくいただきましたが当然後悔はありません。
松山 アサヒ
気が付けばうどんばかりですが、これが松山最後の食事。
鍋焼きうどんの超有名店、アサヒさんに伺いました。
ちょっとわかりにくいところにありますが、こちらの看板が目印。
古き良き時代を感じさせるレトロな外観。
メニューは大きくは鍋焼うどんといなりずし、そしてソフトドリンクが何点かのみと非常にシンプル。
鍋焼うどんは玉子を入れるか入れないかのみ選択可。大盛りやトッピングはありません。
さて、気になるお味は…。
最初に結論を言っておくと、好みにとても左右されます。
というのは、この鍋焼うどん、とても甘いからです。
レベル的には、いなりずしの煮汁が入っているのでは?というレベル。
申し訳ありません。関東のしょっぱいうどんに慣れた私はちょっと苦手でした…。
でも、食べていくとだんだん慣れていくので不思議です。結局、おつゆまで残さずいただいたので。
食べていくと、一口、もう一口と進んでいきます。
こちらのうどんがなぜこんなに甘いのか、戦後の甘いものが貴重だった時代、お客様に甘いものお届けしたい、そんな創業者の思いから誕生した味付けのようです。
松山に詳しい知人に聞くと、おじいさんの代からの思い出の味とのことでした。
鍋焼うどんに関しては、ことりさんというお店も超有名店らしいです。
松山の鍋焼うどん好きをアサヒ派とことり派に分けるぐらいのレベルとのこと。
ちなみにことりさんの方が甘さは控えめのようです。
また松山を行った時に是非伺ってみたいですね。
感想
高知市⇒四万十市⇒宇和島市⇒松山市と駆け抜けた4日間。
とにかく食道楽の旅になりました。
本当に美味しいものがいっぱい。
きっと食べていない美味しいものがまだまだたくさんあるはず。
是非また伺いたいですね。
ごちそうさまでした<(_ _)>